わが国の糖尿病の疫学および予防施策に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

社会・環境と健康

1 直近5年間で新規に透析が導入された原因の1位は、糖尿病腎症である。
2 直近5回の国民健康・栄養調査結果によると、「糖尿病が強く疑われる者」において、糖尿病の治療を受けている者の割合は9割を超えている。

なぜ違う: 治療中の割合は9割を超えておらず、未治療者への対応も課題である。

3 直近5回の国民健康・栄養調査結果によると、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、70歳以上よりも50歳台で多い。

なぜ違う: 強く疑われる者の割合は50歳台より70歳以上で高い。

4 健康日本21(第二次)の目標の「合併症の減少」の対象疾患として、糖尿病網膜症が取り上げられている。

なぜ違う: 第二次で合併症減少の指標とされたのは、糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数である。

5 健康日本21(第二次)の目標に、「糖尿病の年齢調整死亡率の減少」がある。

なぜ違う: 第二次の糖尿病分野は合併症、治療継続、血糖管理、糖尿病有病者の増加抑制などを扱い、この名称の目標ではない。

正解: 1

要点: この設問の「直近」は2024年の第38回出題時点を指す。糖尿病腎症は透析導入の重要な原因である。

この設問の「直近」は2024年の第38回出題時点を指す。糖尿病腎症は透析導入の重要な原因である。出題当時の新規透析導入の原疾患では、糖尿病腎症が第1位である。

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出典:第38回管理栄養士国家試験(午前の部) 問11/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)(国立国会図書館WARP保存版)