「健康日本21(第三次)」におけるライフコースアプローチを踏まえた健康づくりに関する目標である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

社会・環境と健康

1 運動やスポーツを習慣的に行っていないこどもの減少

なぜ違う: こどもの運動・スポーツを習慣的に行っていない者の減少は、こども期の目標として実際に設定されている項目であり、誤りにはあたらない。

2 児童・生徒における肥満傾向児の減少

なぜ違う: 児童・生徒の肥満傾向児の減少は、こども期の目標として掲げられている項目であり、学校保健統計調査の結果を用いて評価される。

3 低栄養傾向の高齢者の減少

なぜ違う: BMI20以下の低栄養傾向にある高齢者の減少は、高齢期の代表的な目標として設定されている。フレイル予防の観点から重視される項目である。

4 後期高齢者の肥満者割合の減少
5 女性における骨粗鬆症検診受診率の向上

なぜ違う: 女性の骨粗鬆症検診受診率の向上は、女性の健康に関する目標として位置づけられている。閉経後の骨量低下への対応が背景にある。

正解: 4

要点: 高齢期の栄養課題として掲げられているのは低栄養傾向の減少で、肥満者割合の減少ではない。

健康日本21(第三次)はライフコースアプローチを打ち出し、こども・高齢者・女性それぞれに固有の目標を設けている。こどもでは運動習慣のない者の減少や肥満傾向児の減少、女性では骨粗鬆症検診受診率の向上、高齢者ではBMI20以下の低栄養傾向にある者の減少やロコモティブシンドロームの減少、社会参加の促進が挙がる。高齢期はやせによる虚弱の予防が主眼で、肥満是正を目標に据えてはいない。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 健康日本21・ライフコースアプローチ・高齢者の低栄養

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問8/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)