特定健康診査・特定保健指導の実施に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

公衆栄養学

1 被保険者には、特定健康診査の受診が義務づけられている。

なぜ違う: 健康診査の実施は医療保険者の義務とされる一方、対象者本人の受診は努力義務にとどまり、受けなければならないとまでは定められていない。

2 糖尿病の薬を服用している者に対して、特定保健指導を行わなければならない。

なぜ違う: 糖尿病や高血圧などで治療中の人は主治医の管理下にあるため、保健指導の対象からは除外され、実施しなければならない対象とはならない。

3 積極的支援は、65歳以上の者を優先して実施される。

なぜ違う: 対象となるのは40歳から74歳で、65歳以上は生活機能の低下に配慮して手厚い支援ではなく緩やかな支援に区分される。年齢による優先はない。

4 積極的支援の指導は、対面で行わなければならない。

なぜ違う: 面談に加えて情報通信機器を用いた遠隔での実施も認められており、対面に限られるわけではない。継続的な支援は電話やメールでも行える。

5 積極的支援では、腹囲2cm以上かつ体重2kg 以上の減少の目標を達成すると、特定保健指導を終了することができる。

正解: 5

要点: 腹囲2cm以上かつ体重2kg以上の減少という成果を達成すれば、積極的支援は終了できる。

この設問は特定保健指導の運用ルールを問う。積極的支援では、実施内容を点数で積み上げる方式に加えて、成果に着目した評価が導入されている。腹囲2cm以上かつ体重2kg以上の減少という主要な改善が確認できれば、それ自体が大きな評価点となり、支援を終了できる扱いとなる。行動変容の結果として体格の改善が得られたことを重視する考え方に基づく仕組みである。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 特定保健指導・積極的支援・アウトカム評価

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午後の部) 問152/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)