健康日本21(第三次)では、利用者に応じた食事提供をしている特定給食施設の増加を目標としている。直近5年間の衛生行政報告例の結果を用いて算出された、管理栄養士・栄養士の配置率が最も低い施設である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

給食経営管理論

1 病院

なぜ違う: 医療法や入院時食事療養の要件により栄養部門に有資格者を置く体制が整っており、配置率は高い水準にある。配置率が最も低い施設ではない。

2 介護老人保健施設

なぜ違う: 介護保険の施設基準で栄養士等の配置が求められ、入所者ごとの栄養ケア・マネジメントも行うため配置率は高く、最も低い施設には当たらない。

3 児童福祉施設

なぜ違う: 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準で栄養士の配置が定められている施設が多く、配置率は比較的高い。最も低い群には当たらない。

4 学校

なぜ違う: 学校給食法と学校給食栄養管理者の制度により栄養教諭や学校栄養職員が置かれており、配置率は高い。配置率が最も低い施設ではない。

5 事業所

正解: 5

要点: 特定給食施設のうち、管理栄養士・栄養士の配置率が最も低いのは事業所給食の施設です。他の施設種類より低い水準です。

衛生行政報告例で施設種類別の管理栄養士・栄養士配置率をみると、法令で職員配置や栄養管理が強く求められる医療・福祉・教育の施設に比べ、事業所の給食施設は配置率が低い水準にとどまる。事業所給食は労働者の福利厚生として運営され、栄養士配置を義務づける個別法の規定が乏しく、委託運営も多いため、施設側に有資格者が置かれない例が目立つことが背景にある。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 特定給食施設・管理栄養士配置・衛生行政報告例・健康日本21

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午後の部) 問153/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)