温熱指標である湿球黒球温度に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
1 熱輻射のことである。
2 湿球黒球温度の算出式において、黒球温度の影響は湿球温度より大きい。
3 屋外の湿球黒球温度は、乾球温度に係数を乗じた値を屋内の値から減じて算出する。
4 31℃では、運動は原則中止である。
5 21~25℃で運動する場合、適宜水分と塩分の補給が必要である。
正解: 4
要点: 湿球黒球温度が31℃以上になると、熱中症の危険が極めて高く運動は原則中止と判断される。
湿球黒球温度(WBGT)は気温・湿度・輻射熱を総合した暑さ指標で、日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針では31℃以上を「運動は原則中止」としている。28℃以上31℃未満は厳重警戒、25℃以上28℃未満は警戒、21℃以上25℃未満は注意、21℃未満はほぼ安全という段階区分である。数値が上がるほど発汗による体温調節が働きにくくなるため、高い区分では活動そのものを止める判断が求められる。
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