肥満症の診断基準に含まれる健康障害である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

1 脳出血

なぜ違う: 肥満症の健康障害として挙げられている脳血管障害は脳梗塞であり、脳出血は含まれていない。脳出血は高血圧との関連がより強い疾患として扱われる。

2 胆石症

なぜ違う: 胆石症は肥満や急激な減量との関連が知られているものの、肥満症の診断に用いる健康障害の項目には挙げられていない。挙げられるのは耐糖能障害や脂質異常症などである。

3 冠動脈疾患
4 COPD

なぜ違う: COPDの主な原因は喫煙であり、肥満症の健康障害には含まれない。肥満に関連する呼吸器の項目として挙がるのは睡眠時無呼吸症候群である。

5 閉塞性動脈硬化症

なぜ違う: 閉塞性動脈硬化症は動脈硬化性の疾患ではあるが、肥満症の診断に用いる健康障害としては挙げられていない。該当するのは冠動脈疾患と脳梗塞である。

正解: 3

要点: 肥満症の診断に用いる健康障害には、動脈硬化性疾患のひとつとして冠動脈疾患が含まれる。

肥満症は、肥満に起因ないし関連して減量を要する健康障害を合併した病態と定義される。診断に用いる健康障害には耐糖能障害、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症・痛風、冠動脈疾患、脳梗塞、非アルコール性脂肪性肝疾患、月経異常・不妊、睡眠時無呼吸症候群、運動器疾患、腎臓病が挙げられており、冠動脈疾患はこの中に含まれる。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 肥満症・診断基準・健康障害

同じ回の前後の問題

人体の構造と機能及び疾病の成り立ちの他の問題

アプリで弱点分析つきの演習ができます

App Store

管理栄養士国家試験の学習アプリ(管理栄養士国試トレ)

出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問26/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)