ホルモンとその構造の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

1 オキシトシン ── ペプチドホルモン
2 トリヨードサイロニン ── ステロイドホルモン

なぜ違う: トリヨードサイロニンはチロシンにヨウ素が結合したアミノ酸誘導体であり、ステロイドではない。脂溶性で核内受容体に結合して作用する。

3 インスリン ── ステロイドホルモン

なぜ違う: インスリンはA鎖とB鎖がジスルフィド結合で結ばれたペプチドホルモンで、コレステロールを原料とするステロイドホルモンではない。

4 コルチゾール ── ペプチドホルモン

なぜ違う: コルチゾールは副腎皮質でコレステロールを原料として合成されるステロイドホルモンであり、アミノ酸が連なったペプチドではない。脂溶性で核内受容体に作用する。

5 アドレナリン ── ステロイドホルモン

なぜ違う: アドレナリンはチロシンから合成されるカテコールアミンで、アミン型のホルモンに分類される。ステロイド骨格は持たず、副腎髄質から分泌される。

正解: 1

要点: オキシトシンはアミノ酸が9個つながった環状構造をとる、下垂体後葉のペプチドホルモンである。

オキシトシンは視床下部で合成され下垂体後葉から分泌される、アミノ酸9個からなる環状のペプチドホルモンである。水溶性で細胞膜を通過できないため、子宮平滑筋や乳腺の筋上皮細胞の膜受容体に結合し、分娩時の子宮収縮や射乳を起こす。ホルモンが化学構造からペプチド・ステロイド・アミンに大別される点が論点である。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: ホルモン・化学構造・ペプチドホルモン

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問31/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)