高キロミクロン血症の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

臨床栄養学

1 炭水化物の摂取エネルギー比率を65%E 以上とする。

なぜ違う: 炭水化物を過剰にすると中性脂肪の合成を増やし得る。65%E以上を一律の目標とはしない。

2 脂肪の摂取エネルギー比率を15%E 以下とする。
3 n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取を制限する。

なぜ違う: n-3系多価不飽和脂肪酸には中性脂肪を減らす作用があり、これ自体の制限を中心にはしない。ただし総脂肪量は管理する。

4 果汁飲料の摂取を増やす。

なぜ違う: 果汁飲料などによる糖の過剰摂取は中性脂肪を増やし得るため、増やさない。

5 アルコールの摂取量の上限を40 g/日とする。

なぜ違う: アルコールは高トリグリセリド血症を悪化させるため、40 gまで許容するという設定は適切でない。

正解: 2

キロミクロンは食事脂肪を運ぶため、高キロミクロン血症では食事脂肪の制限が基本となる。本問では脂肪15%E以下が適切な選択肢である。

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出典:第39回管理栄養士国家試験(午後の部) 問120/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第39回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)(国立国会図書館WARP保存版)