62歳、男性。無職。糖尿病腎症。身長165 cm、体重63 kg、目標体重60 kg。血圧148/92 mmHg。空腹時の血液検査値は、血糖151 mg/dL、HbA1c8.4%、尿素窒素38 mg/dL、クレアチニン1.3 mg/dL、eGFR 45 mL/分/1.73 m2、カリウム5.7 mEq/L。尿アルブミン /クレアチニン比350 mg/gCr。この患者の1日当たりの目標栄養量として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。

臨床栄養学

1 エネルギーは、2,200 kcalとする。

なぜ違う: 2,200 kcalは目標体重60 kg当たり約37 kcalで、活動量や血糖管理を踏まえると本問の推奨設定として多い。

2 たんぱく質は、30 gとする。

なぜ違う: 30 gは0.5 g/kgとなり、eGFR45の本症例に対する制限として厳しすぎる。

3 脂肪は、20 gとする。

なぜ違う: 脂肪20 gは総エネルギーに対して少なく、たんぱく質調整時のエネルギー確保も難しくする。

4 食塩は、7.5 gとする。

なぜ違う: 高血圧と腎症があるため食塩6 g/日未満を目指す。7.5 gは多い。

5 カリウムは、1,800 mgとする。

正解: 5

血清カリウム5.7 mEq/Lと高値であるため、腎機能・薬剤などを評価しながらカリウム摂取を調整する。本問では1,800 mg/日が適切である。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 臨床栄養学・計算

同じ回の前後の問題

臨床栄養学の他の問題

アプリで弱点分析つきの演習ができます

App Store

管理栄養士国家試験の学習アプリ(管理栄養士国試トレ)

出典:第39回管理栄養士国家試験(午後の部) 問127/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第39回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)(国立国会図書館WARP保存版)