健康づくりのための睡眠ガイド2023における推奨事項に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

社会・環境と健康

1 こどもは、年齢にかかわらず昼寝をすることが望ましい。

なぜ違う: 昼寝が年齢を問わず望ましいとはされていない。年齢に応じた夜間の睡眠を確保することが基本で、長すぎる昼寝はかえって夜の眠りを妨げうる。

2 こどもは、年齢にかかわらず10時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。

なぜ違う: こどもの必要睡眠時間は年齢で異なり、小学生でおおむね9~12時間、中高生で8~10時間が目安とされる。年齢を問わず10時間以上という示し方はしていない。

3 成人は、7時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。

なぜ違う: 成人については6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することが示されている。7時間以上という一律の下限は設定されていない。

4 高齢者は、床上時間8時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。

なぜ違う: 高齢者では床上時間が長すぎることを避けるよう促されており、8時間以上を目安に寝床で過ごすことは推奨されていない。眠りが浅く分断されやすくなる。

5 高齢者は、食生活や運動等の生活習慣、寝室の睡眠環境等を見直して睡眠休養感を高める。

正解: 5

要点: 高齢者には、食生活や運動などの生活習慣と寝室環境を見直して睡眠休養感を高めることが推奨される。

健康づくりのための睡眠ガイド2023は、睡眠時間だけでなく眠って休めたという感覚である睡眠休養感を重視している。高齢者では長く床につくほど睡眠が浅く分断されやすいため、寝床にいる時間を必要以上に延ばさず、食事や運動などの生活習慣、光や音を含む寝室環境を見直して休養感を高めることを推奨する。世代ごとに推奨内容を分けている点がこのガイドの特徴である。

関連キーワード: 睡眠ガイド2023・睡眠休養感・休養

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問10/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)