問題志向型診療録(POMR)に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

臨床栄養学

1 POMRの作成は、問題志向型システム(POS)の第3段階に当たる。

なぜ違う: 問題志向型システムは、まず診療録を作成し、次にその内容を監査し、さらに修正するという流れをとる。記録の作成は最初の段階に当たる。

2 基礎データは、SOAP形式で記録する。

なぜ違う: SOAP形式で書くのは問題ごとの経過記録である。基礎データは病歴や身体所見、検査値などをまとめたもので、記載の形式が異なる。

3 問題リストの項目は、発生した順に項番をつける。

なぜ違う: 問題リストは発生順に並べるものではなく、活動中の問題を整理して番号を与え、解決したものは解決済みとして扱う。番号は問題を識別するために固定して用いる。

4 初期計画は、時間の経過に沿って記載する。

なぜ違う: 初期計画は問題ごとに、診断のための計画、治療の計画、患者教育の計画に分けて記載する。時間の経過に沿って並べるものではない。

5 経過記録は、主観的情報を含む。

正解: 5

要点: 問題ごとの経過記録はSOAP形式で記載するため、患者の訴えなどの主観的情報を含む。

問題志向型診療録の経過記録は、問題ごとにSOAP形式で記述する。最初のSは患者本人や家族から聞き取った訴えや自覚症状といった主観的情報を指し、続いて検査値や身体計測などの客観的情報、それらに基づく評価、今後の計画の順に記載する。したがって経過記録には主観的情報が必ず含まれることになる。

関連キーワード: POMR・SOAP・診療記録

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午後の部) 問118/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)