食品の変質に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

食べ物と健康

1 油脂の酸敗は、光により抑制される。

なぜ違う: 光は脂質の酸化を促進する。

2 過酸化物価は、油脂の酸敗で生じるアルデヒド量の指標である。

なぜ違う: 過酸化物価は主に酸化初期に生じる過酸化物量の指標で、アルデヒド量ではない。

3 りんごの切断面の褐変は、ポリフェノールオキシダーゼの触媒作用が関与している。
4 ヒスタミンは、ヒスチジンの脱アミノ反応により生成する。

なぜ違う: ヒスタミンはヒスチジンの脱炭酸で生成する。

5 わが国では、γ線照射による殺菌が認められている。

なぜ違う: 日本で認められる食品への放射線照射は、ばれいしょの発芽防止の目的であり、一般食品の殺菌目的ではない。

正解: 3

要点: 切ったりんごでは、組織の破壊で酵素・基質・酸素が接触し、酵素的褐変が進む。

切ったりんごでは、組織の破壊で酵素・基質・酸素が接触し、酵素的褐変が進む。ポリフェノールオキシダーゼがポリフェノールを酸化し、その後の反応で褐色物質が生じる。

関連キーワード: 食べ物と健康

同じ回の前後の問題

食べ物と健康の他の問題

アプリで弱点分析つきの演習ができます

App Store

管理栄養士国家試験の学習アプリ(管理栄養士国試トレ)

出典:第38回管理栄養士国家試験(午前の部) 問50/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)(国立国会図書館WARP保存版)