腎疾患の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

臨床栄養学

1 IgA腎症は、尿細管へのIgAの沈着を特徴とする。

なぜ違う: IgAは主に糸球体のメサンギウム領域へ沈着する。

2 慢性腎不全が進行すると、血中1α,25ジヒドロキシビタミンD値が上昇する。

なぜ違う: 腎での活性化能力が低下し、活性型ビタミンDは低下する。

3 糖尿病腎症第4期では、エネルギー摂取量を25〜35 kcal/kg目標体重/日とする。
4 血液透析では、リン摂取量を2,000 mg/日以上とする。

なぜ違う: 透析患者はリン排泄が低下しているため、2,000 mg/日以上の積極的摂取ではない。

5 急性糸球体腎炎では、回復期に水分を制限する。

なぜ違う: 水分制限は乏尿や浮腫の状態に応じて行う。回復期に一律制限するものではない。

正解: 3

要点: 腎機能が低下した患者でも、栄養不良を避けるエネルギー量を確保することが重要である。

腎機能が低下した患者でも、栄養不良を避けるエネルギー量を確保することが重要である。第38回で用いられた糖尿病腎症第4期の管理では、エネルギー25〜35 kcal/kg目標体重/日を目安とする。

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出典:第38回管理栄養士国家試験(午後の部) 問128/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)(国立国会図書館WARP保存版)