給食施設において、鮭のムニエル(付け合わせ:トマト)を調理した。各調理工程における衛生管理上の問題とその際の対応に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

給食経営管理論

1 鮭の検収時の温度が8℃であったため、急速冷却した。

なぜ違う: 魚介類の納入時の目安は5℃以下であり、温度不適合品を冷やすだけでは納入前の安全性を回復できない。

2 トマトの殺菌用の次亜塩素酸ナトリウム溶液の濃度が20 mg/Lであったため、殺菌時間を5分間から15分間に延長した。

なぜ違う: 殺菌液は規定の濃度と時間で用いる。濃度不足を自己判断で時間延長して補うのは適切でない。

3 消毒済みのトマトを魚用のバットで保管したため、トマトの細菌検査を実施した。

なぜ違う: 交差汚染した可能性がある食品を検査するだけでは危害を除けない。器具の区分管理と適切な処置が必要である。

4 鮭の加熱調理時の中心温度が70℃であったため、75℃以上になるまで加熱を続け1分間維持した。
5 鮭のムニエルを保温するウォーマーの温度が50℃であったため、鮭をスチームコンベクションオーブンで再加熱した。

なぜ違う: 保温装置の設定を是正して適切な温度を保つ必要があり、食品を再加熱するだけでは以後の温度管理不良が解消しない。

正解: 4

中心温度が70℃では加熱が不足しているため、75℃以上で1分間以上となるよう加熱を続ける対応が適切である。

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出典:第39回管理栄養士国家試験(午後の部) 問168/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第39回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)(国立国会図書館WARP保存版)