大量調理施設衛生管理マニュアルに基づく、調理従事者の衛生管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

給食経営管理論

1 割卵作業を担当した後は、次の作業に移る前にしっかりと2回手洗いを行うよう指示する。
2 腸管出血性大腸菌の検便検査は、10月から3月まで実施するよう努める。

なぜ違う: 10月から3月までの実施が求められているのはノロウイルスの検便検査である。腸管出血性大腸菌を含む検便は月1回以上(施設の実情に応じ月2回以上が望ましい)通年で実施する。

3 ノロウイルスに感染した場合、症状が消失したら調理業務に復帰させる。

なぜ違う: ノロウイルスは症状が消えた後も便中に排出が続くため、症状消失だけで復帰させるのは不適切である。検査で陰性が確認されるまで食品を扱う作業から外す。

4 作業前の点検で下痢症状があることが判明した場合、調理中の手袋の着用を義務付ける。

なぜ違う: 下痢症状がある者は食品を直接扱う作業に従事させないのが原則である。手袋を着用させて調理を続けさせる対応は認められず、作業から外す。

5 手洗い後のアルコール消毒は、手指の水気を拭き取る前に行うよう指示する。

なぜ違う: アルコールは水分が残っていると濃度が下がり殺菌効果が落ちる。手洗い後は清潔なペーパータオルで水気を十分に拭き取ってから消毒する。

正解: 1

要点: 生の卵を扱った後など汚染の危険が高い作業の後は、次の作業に移る前に二回手洗いを行います。

大量調理施設衛生管理マニュアルは、作業開始前、汚染作業区域から非汚染作業区域へ移動するとき、食品に直接触れる作業の直前、生の食肉や魚介類、卵を扱った後などに、標準的な手順による手洗いを行うと定めている。特にこれらの汚染度の高い作業の後は、洗浄と消毒を二度繰り返して確実に汚染を除いてから次の作業に移る。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 調理従事者・手洗い・検便・ノロウイルス

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午後の部) 問168/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)