酒類に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

食べ物と健康

1 清酒の発酵形式は、単行複発酵である。

なぜ違う: 清酒は、こうじによる糖化と酵母によるアルコール発酵が同じ仕込み容器で同時に進む並行複発酵である。糖化を終えてから発酵させる形式ではない。

2 ビールの発酵形式は、並行複発酵である。

なぜ違う: ビールは麦芽の酵素で糖化を終えた麦汁に酵母を加えて発酵させるため、単行複発酵にあたる。糖化と発酵が同時に進む形式ではない。

3 ウイスキーは、果実酒を蒸留して作られる。

なぜ違う: ウイスキーは麦芽などの穀類を糖化・発酵させたもろみを蒸留して造られる。果実酒を蒸留して造られるものにはブランデーが該当する。

4 梅酒は、蒸留酒に分類される。

なぜ違う: 梅酒は蒸留酒に梅と糖を漬け込んで造るもので、それ自体を蒸留する工程はない。他の原料を加えて造ることから、分類上は混成酒にあたる。

5 本みりんは、混成酒に分類される。

正解: 5

要点: 本みりんは、焼酎などにもち米と米こうじを加えて糖化・熟成させて造る混成酒である。

酒類は、原料を発酵させた醸造酒、それを蒸留した蒸留酒、これらに他の原料を加えて造る混成酒に大別される。本みりんは焼酎やアルコールにもち米と米こうじを加え、糖化させて熟成することで造られるため、混成酒に位置づけられる。製法をたどって分類を導く考え方が問われている設問である。

関連キーワード: 酒類・発酵形式・混成酒

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問61/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)