食品の容器包装資材に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

食べ物と健康

1 TFS缶材には、スズを使用しているものがある。

なぜ違う: TFS缶はスズを用いない代わりにクロムで表面処理した鋼板を使った容器であり、その名称自体がスズを使わないことを表している。

2 レトルトパウチには、アルミニウムを使用しているものがある。
3 PETは、ヒートシール性が優れている。

なぜ違う: PETは強度や透明性、気体遮断性に優れる一方でヒートシール性は低く、袋の内層にはポリエチレンなど熱で接着しやすい樹脂が用いられる。

4 ポリスチレンは、気体遮断性が優れている。

なぜ違う: ポリスチレンは気体を通しやすく、遮断性が高いとはいえない。発泡させたトレーなど、断熱性や軽さを生かす用途で使われる素材である。

5 容器包装リサイクル法の対象となる容器包装の識別表示は、任意である。

なぜ違う: 容器包装リサイクル法に関わる識別表示は、対象となる容器包装について法令で義務づけられているものであり、事業者の任意に委ねられてはいない。

正解: 2

要点: レトルトパウチには、遮光性と気体遮断性を高めるためアルミ箔を挟んだ構成のものがある。

レトルトパウチはプラスチックフィルムを積層した袋で、外層に強度をもつ樹脂、内層にヒートシール性のある樹脂を配し、中間にアルミ箔を挟んだ構成のものがある。アルミ箔は光と酸素をほぼ完全に遮るため長期保存に適する一方、電子レンジには使えない。積層材それぞれの役割分担が問われている。

関連キーワード: 容器包装・レトルトパウチ・包装材料

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問62/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)