母乳に含まれる成分の濃度に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
1 ラクトフェリンは、初乳より成乳(成熟乳)の方が高い。
2 脂肪は、成乳(成熟乳)より初乳の方が高い。
3 たんぱく質は、牛乳より人乳の方が高い。
4 多価不飽和脂肪酸は、牛乳より人乳の方が高い。
5 カルシウムは、牛乳より人乳の方が高い。
正解: 4
要点: 母乳と牛乳を比べると、脂質に占める多価不飽和脂肪酸の割合は牛乳より人乳のほうが高い。
人乳の脂質は、乳児の中枢神経や網膜の発達に必要な必須脂肪酸を供給する役割をもち、リノール酸やα-リノレン酸に加え、長鎖の多価不飽和脂肪酸も比較的多く含んでいる。これに対して牛乳の脂質は飽和脂肪酸や短鎖・中鎖脂肪酸の割合が高い。そのため脂質に占める多価不飽和脂肪酸の割合は、牛乳より人乳のほうが高くなる。
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