サルコペニアの診断基準(AWGS 2019)において、一般の診療所や地域での評価に用いられる項目である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

応用栄養学

1 体重減少

なぜ違う: 体重減少は身体的フレイルを評価するための項目であり、サルコペニアの判定では筋量・筋力・身体機能を用いる。両者の評価項目を混同しないことが要点である。

2 BMI

なぜ違う: BMIは低栄養や肥満の指標にはなるが、筋量と脂肪量を区別できないため、サルコペニアの判定項目には含まれていない。筋力や筋量の測定が必要となる。

3 日常生活活動量

なぜ違う: 日常生活の活動量が少ないことはフレイルの評価項目に含まれる内容である。サルコペニアの判定には筋力と身体機能の実測が用いられる。

4 握力
5 疲労感

なぜ違う: 疲労感は自覚症状によってフレイルを評価する項目である。サルコペニアの評価は測定に基づく筋力・身体機能・筋量で行う点が異なっている。

正解: 4

要点: 地域や一般の診療所でのサルコペニア評価では、まず握力による筋力の測定が用いられる。

アジアの診断基準では、設備の整った研究施設と、地域や一般の診療所とで評価の流れが分けられている。後者では、下腿周囲長や質問票によるスクリーニングを行ったうえで、筋力として握力を、身体機能として椅子立ち上がりテストなどを測る。いずれかが基準を下回れば、サルコペニアの可能性ありとして生活改善や専門機関への紹介につなげる。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: サルコペニア・AWGS2019・握力

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問94/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)