GLIM基準における表現型基準の指標として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。

臨床栄養学

1 体重増加

なぜ違う: 表現型基準で問われるのは意図しない体重の減少であり、増加は該当しない。期間に応じた減少率の閾値が定められており、増加は低栄養を示す所見にはならない。

2 低BMI
3 握力低下

なぜ違う: GLIMの表現型基準は筋肉量の減少で規定され、その評価には生体電気インピーダンス法や下腿周囲長などを用いる。握力は筋機能を反映する補助的な指標として参考にされるにとどまる。

4 食事摂取量減少

なぜ違う: 食事摂取量の減少や消化吸収の障害は、栄養素の摂取不足を示す病因基準に分類される。表現型基準とは別の群に属するため、この項目には当てはまらない。

5 炎症

なぜ違う: 炎症は急性疾患や慢性疾患による侵襲として病因基準に位置づけられる。身体の状態ではなく、低栄養を引き起こす原因の側の指標である。

正解: 2

要点: GLIM基準の表現型基準は、体重減少・低BMI・筋肉量減少の三つの項目で構成される。

GLIM基準は低栄養を二段階で診断する国際的な基準で、スクリーニングの後に表現型基準と病因基準の両方から評価する。表現型基準は意図しない体重減少、低BMI、筋肉量減少の三項目からなり、それぞれ該当する数値の閾値が年齢や地域を考慮して定められている。両群から各一つ以上該当した場合に低栄養と診断する。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: GLIM基準・低栄養診断・表現型基準

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午後の部) 問114/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)