糖質と他の栄養素との関係に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

基礎栄養学

1 空腹時には、グリセロールはグルコースの合成に利用される。
2 空腹時には、ロイシンは糖新生の材料となる。

なぜ違う: ロイシンはケト原性アミノ酸であり、糖新生の材料にはならない。

3 空腹時には、パルミチン酸はグルコースの合成に利用される。

なぜ違う: 偶数鎖脂肪酸のパルミチン酸から、ヒトは正味のグルコースを合成できない。

4 糖質の十分な摂取は、たんぱく質の分解を促進する。

なぜ違う: 糖質を十分摂ると、エネルギー源としてのたんぱく質分解が抑えられる。

5 糖質摂取量の増加は、ビタミンB1の必要量を減少させる。

なぜ違う: ビタミンB1は糖質代謝に関わり、糖質利用の増加で必要性が低下するとはいえない。

正解: 1

要点: 脂肪分解で生じたグリセロールは、糖新生経路へ入り血糖の維持に利用される。

脂肪分解で生じたグリセロールは、糖新生経路へ入り血糖の維持に利用される。グリセロールは肝臓などで糖新生の中間体に変換され、グルコースを合成する材料となる。

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出典:第38回管理栄養士国家試験(午前の部) 問71/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)(国立国会図書館WARP保存版)