日本人の食事摂取基準(2020年版)における高齢者に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

応用栄養学

1 目標とするBMIの範囲の下限値は、64歳以下の成人より高く設定されている。

なぜ違う: 高齢者の目標BMI下限は、低栄養を避ける観点から若年成人より高く設定される。

2 たんぱく質のDG下限値は、64歳以下の成人と同じ値に設定されている。
3 ビタミンDのAIは、64歳以下の成人と同じ値に設定されている。

なぜ違う: ビタミンDの目安量は成人各年齢区分で同じ値に設定されている。

4 極端なナトリウム制限(減塩)は、多くの栄養素摂取量の低下を招く。

なぜ違う: 過度の制限で食欲や食事量が低下すると、他の栄養素摂取も不足しうる。

5 筋たんぱく質の合成において、同化抵抗性が存在すると報告されている。

なぜ違う: 高齢者では摂取したたんぱく質への筋合成反応が弱まる同化抵抗性が報告される。

正解: 2

要点: 2020年版では高齢者の低栄養やフレイル予防を重視し、たんぱく質の目標量の下限を若年成人より高くする。

2020年版では高齢者の低栄養やフレイル予防を重視し、たんぱく質の目標量の下限を若年成人より高くする。65歳以上のたんぱく質DG下限は15%エネルギー。18〜49歳は13%、50〜64歳は14%であり、同じではない。

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出典:第38回管理栄養士国家試験(午前の部) 問86/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)(国立国会図書館WARP保存版)