K大学の学生対象の調査から、野菜摂取量が少ないことが明らかになった。この結果を踏まえ、学生食堂において野菜摂取量増加のための支援を行うことにした。支援内容と、社会的認知理論を構成する要素の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
1 野菜を100 g以上含む料理や定食のサンプルに、POP表示で野菜が多いことを示す。 ── 結果期待
2 野菜摂取不足を簡易に推定できる装置を設置し、定期的に測定してもらう。 ── 観察学習
3 野菜摂取と健康をテーマとしたチラシを作成し、配布する。 ── 自己制御
4 学生が出演した、野菜を使った簡単レシピの調理体験動画を、デジタルサイネージで流す。 ── 自己効力感
5 野菜摂取量の現状と目標量を書いたポスターを掲示する。 ── 相互決定主義
正解: 4
要点: 学生食堂で同じ立場の学生が調理してみせる映像は、自分にもできそうという見込みを高める働きかけである。
社会的認知理論の自己効力感は、その行動を自分でも実行できるという見込みを指し、身近な他者が実際にやってみせる場面を見る代理的経験によって高まる。同じ大学の学生が出演して野菜を使った簡単な調理を実演する映像を、学生食堂の画面で繰り返し流す支援は、見た学生にこの手順なら自分にも再現できそうだと感じさせる働きかけであり、支援の中身と示された構成要素が正しく対応している。
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