日本人の食事摂取基準(2020年版)を用いた、成人集団の食事摂取状況の評価に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

公衆栄養学

1 エネルギーの摂取不足の評価では、BMIの平均値が目標とするBMIの下限値以下であることを確認する。

なぜ違う: 平均値だけでは、目標範囲を下回る人がどれだけいるかを評価できない。

2 EARが設定されている栄養素の摂取不足の評価では、摂取量がEARを下回る者の割合を算出する。
3 AIが設定されている栄養素の摂取不足の評価では、摂取量がAIを下回る者の割合を算出する。

なぜ違う: AI未満の摂取量から不足割合を定量的に推定することはできない。

4 RDAが設定されている栄養素の過剰摂取の評価では、摂取量がRDAを上回る者の割合を算出する。

なぜ違う: 過剰摂取の評価に用いるのは耐容上限量ULであり、推奨量RDAではない。

5 生活習慣病の発症予防を目的とした評価では、摂取量の平均値がDG以下であることを確認する。

なぜ違う: DGは集団平均だけでなく、目標範囲外の者の割合などを確認する。

正解: 2

要点: 2020年版食事摂取基準では、集団の不足割合の推定にEARを用いるカットポイント法が基本となる。

2020年版食事摂取基準では、集団の不足割合の推定にEARを用いるカットポイント法が基本となる。習慣的摂取量がEARを下回る者の割合を用いて、不足者の割合を推定する。適用条件に合わない栄養素等には別の方法を用いる。

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出典:第38回管理栄養士国家試験(午後の部) 問149/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午後の部)(国立国会図書館WARP保存版)