食品表示基準に基づく一般用加工食品の表示に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

食べ物と健康

1 消費期限は、品質の保持が十分に可能な期限をいう。

なぜ違う: 消費期限は、品質が急速に劣化しやすい食品について安全に食べられる期限を示すものである。品質の保持が十分に可能な期限を示すのは賞味期限であり、意味が入れ替わっている。

2 飽和脂肪酸は、「高い旨」の強調表示に関する基準値がある。

なぜ違う: 飽和脂肪酸は、低減された旨の強調表示について基準値が設けられている成分である。高い旨の強調が想定されるのは、摂取が不足しがちで補いたい成分のほうである。

3 糖類の量は、表示が推奨されている。

なぜ違う: 糖類の量は、栄養成分表示のうち任意表示に位置づけられる。推奨表示とされているのは飽和脂肪酸と食物繊維であり、区分が異なっている。

4 遺伝子組換え農産物を原材料とする場合は、遺伝子組換え食品に関する表示が推奨されている。

なぜ違う: 遺伝子組換え農産物を原材料とする場合の表示は義務であり、推奨にとどまるものではない。分別生産流通管理を行った旨などの記載が任意表示にあたる。

5 重量割合が最も大きい原材料は、原料原産地名の表示が義務づけられている。

正解: 5

要点: 原料原産地名は、重量割合が最も大きい原材料について表示することが義務づけられている。

一般用加工食品では、原則としてすべての加工食品を対象に、重量割合が最も大きい原材料について産地を原料原産地名として表示することが義務づけられている。国別重量順表示が基本で、要件を満たす場合に限り又は表示や大括り表示が認められる。義務表示と推奨表示、任意表示の区別が問われる設問である。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: 食品表示基準・原料原産地名・義務表示

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出典:第40回管理栄養士国家試験(午前の部) 問55/厚生労働省ウェブサイト(公共データ利用規約(第1.0版)) 出典資料: 第40回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)