運動器疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

1 原発性骨粗鬆症は、脆弱性骨折がない場合には、骨密度が若年成人平均値(YAM)の80%以下で診断される。

なぜ違う: 脆弱性骨折がない場合の骨密度による診断はYAMの70%以下などであり、80%以下ではない。

2 骨軟化症では、血清カルシウム値は基準範囲内である。

なぜ違う: 骨軟化症ではビタミンD不足などにより低カルシウム血症を認めることがある。常に基準範囲内とはいえない。

3 変形性関節症の早期治療は、手術療法を基本とする。

なぜ違う: 変形性関節症の早期は運動療法や薬物療法などの保存的治療を基本とする。

4 栄養不良に伴うサルコペニアは、一次性サルコペニアである。

なぜ違う: 栄養不良が原因なら二次性サルコペニアである。一次性は主に加齢による。

5 ロコモティブシンドロームの判定には、「2ステップテスト」が用いられる。

正解: 5

要点: ロコモティブシンドロームは運動器の障害による移動機能の低下で、歩幅などの検査で評価する。

ロコモティブシンドロームは運動器の障害による移動機能の低下で、歩幅などの検査で評価する。2ステップテストは最大2歩幅を身長で除して移動機能を評価し、ロコモの判定に用いる。

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出典:第38回管理栄養士国家試験(午前の部) 問36/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)(国立国会図書館WARP保存版)