イレウスにより空腸の一部、回腸全体および回盲弁を切除し、空腸と結腸を吻合した。残存小腸は約100 cmであった。この患者の病態の経過および栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
1 第Ⅰ期(術直後期)には、腸蠕動運動の亢進後に腸管麻痺が起こる。
2 第Ⅰ期(術直後期)には、経腸栄養法とする。
3 第Ⅱ期(回復適応期)には、下痢の回数が増加する。
4 第Ⅱ期(回復適応期)には、経口摂取を禁忌とする。
5 第Ⅲ期(安定期)には、ビタミンB12を注射により補給する。
正解: 5
ビタミンB12の吸収部位である回腸全体を切除しているため、安定期にも欠乏を防ぐ補充が必要となる。吸収障害を回避できる注射による補給が適切である。
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