日本人の食事摂取基準(2020年版)における生活習慣病と栄養素に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

応用栄養学

1 脂質は、総エネルギー摂取量におけるたんぱく質および炭水化物の残余として、DGが設定されている。

なぜ違う: たんぱく質と脂質を定めた残余として設定されるのは、炭水化物の目標量である。

2 トランス脂肪酸は、冠動脈疾患の発症予防を目的として、DGが設定されている。

なぜ違う: トランス脂肪酸は摂取を少なくすることが望まれるが、この版でDGは設定されていない。

3 ナトリウムは、高血圧及びCKDの重症化予防を目的として、食塩相当量のDGが7 g/日未満に設定されている。

なぜ違う: 高血圧・CKDの重症化予防の食塩目標は6 g/日未満である。

4 カリウムは、高血圧の発症予防を目的として、DGが設定されている。
5 カルシウムは、フレイル予防を目的として、DGが設定されている。

なぜ違う: カルシウムは推定平均必要量・推奨量などが設定され、フレイル予防のDGではない。

正解: 4

要点: 食事摂取基準2020年版では、カリウムの目標量を高血圧の発症予防の観点から設定する。

食事摂取基準2020年版では、カリウムの目標量を高血圧の発症予防の観点から設定する。カリウムはナトリウム排泄などに関わり、高血圧予防を目的としたDGが設けられる。

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出典:第38回管理栄養士国家試験(午前の部) 問87/厚生労働省ウェブサイト(政府標準利用規約(第2.0版)) 出典資料: 第38回管理栄養士国家試験 試験問題(午前の部)(国立国会図書館WARP保存版)